もしかしたらWebライターに興味を持った方の中には、「スマホでライティング業務を行いたい。」
そう思っている方もいるかもしれません。
実際、今の時代はパソコンよりもスマホの方を
- よく使っている
- 知識が多くある
- 経験豊富である
という方は決して少なくないのが実情です。
そういった方からすれば
「Webライターはやってみたいけどパソコンよりもスマホでしたい」
「スマホの方が詳しい」
「スマホの方が楽でいい」
と感じる方も少なくないでしょう。
そこで今回は、「Webライターとしての作業をスマホでやるという選択肢がありか?なしか?」について紹介します。
Webライターの作業をスマホでやる選択肢はありか?なしか?
単刀直入に結論から言うと、Webライターをスマホでやるのは【なし】です。
理由はいくつか挙げられますが、単純にやりづらくスマホの画面サイズや機能性が残念ながら文章作成向きではありません。
ライティング向けのデバイスではないということなんです。
どうしてもの場合。例えば、「今はスマホしか持っていない」「スマホでなければならない」というのなら話は別ですが、そうでないなら素直にパソコンを使ったほうが良いでしょう。
なぜWebライターはスマホを使うという選択肢が【NO】なのか?
文章を作成しづらい
まず真っ先に挙げられることとして、Webライターのメイン業務である【文章作成をしづらい】という面があります。
基本的にスマホは画面が小さい仕組み上、文字なども小さめです。
例えばスマホには文字を打つ方法がいくつかあります。
1.行キーに指を当て上下左右にフリックするフリック入力(今の主流)
2.行キーを連続でタップするトグル入力、いわゆるケータイ打ち(一定数存在する打ち方)
3.QWERTYキー入力。パソコンと同じ文字配列(少なめではあるが、確かに存在する)
1を主流として、一定数2を選択していて、少なめではあるが確かに存在する3のやり方が続く形です。
このように、文字の打ち方は大きく異なります。
しかし、どの打ち方であっても共通しているのは文章作成には向いていないという点です。
というのも、打ち方をどう試行錯誤しようともスマホの画面サイズというのは限られていて結局文字の打ちづらさが画面サイズにあるのなら、どうしようもありません。
小さい画面で文章を打つ、特に長文を打つのはかなり大変な作業であり、パソコンで打つよりも長い時間を要してしまいます。
場合によっては倍以上の時間がかかることも想定されるでしょう。
その反面、パソコンであればキーボードを両手で打てるため、打ちやすく手への負担も最小限で済みます。
シンプルに文章を打ちづらい。これがスマホをおすすめできない理由の1つです。
コピペをしづらい
コピペ。コピー&ペーストの略語で、言葉通り文章をコピーし貼り付ける(ペースト)作業を意味します。
文章作成時にはその作業が必要なケースも珍しくありません。
当然、他社や他ブログの文章をそのまま持ってくるなどはアウトですが、例えば自分が書いた文章の中で固有名詞や頻出語をコピーしておいて状況に応じてペーストするなどはよくやる作業の1つです。
もちろん、短い単語レベルであれば【辞書登録】でケアすることもできますが、問題なのは長文やその記事のみでしか使わないであろうワードなど、登録がしづらいケース。
このケースだとコピペに頼らざるを得ません。
しかし、スマホではその作業が単純にやりづらい傾向にあり、特にコピー範囲を指定する場合が鬼門です。
スマホでコピペをしたことがあるならわかるかもしれませんが、コピーする単語や文章を指定する作業を指で行うのはかなり大変です。
- うまく範囲指定できない
- 「~です。」まで指定したいのに、「~で」までしか入れられない
というようにうまくいかないケースは誰しも経験があるでしょう。
人によってはそこでイライラし、怒りの感情が大きく出ることもあるほどのストレスになり得ます。
そういったことを回避するという意味でも、スマホよりパソコンのほうが良いでしょう。
画面が小さい
ここまで挙げた2つの欠点である文章作成のしづらさもコピペのしづらさも、すべての起因となっているのは、【単純な画面の小ささ】にあります。
1つの小さい画面の中に、情報が表示される画面や文章入力画面がすべて入っているという仕様によって文章作成における大きな弊害になってしまっているのが特徴です。
ここまでに挙げた文章作成しづらさやコピペのしづらさに加え、画面が小さいことによって
- そもそも画面が見づらい
という弊害がうまれているのです。
実際、スマホを使って動画視聴や読書などをしている方は老若男女問わず大勢いますが、その点に不満を持っている方は決して少なくないという研究結果も存在し、タブレットなどスマホより大きい画面サイズを好む方も少なくありません。
その欠点は、文章作成においてはさらに大きくなっているという状態です。
動きが重くなることもある
Webライターとしての文章作成は比較的軽めの作業なので、他のアプリを開いていたり、並行して作業していたりしてもそこまでの負荷はかかりません。
ただスマホかつ、そこまでスペックが高くないスマホを使っている場合、デバイスへの負荷が大きくなることで動作が重くなり動きが鈍るケースもあります。
その状態ではろくに【ライティング作業】ができないということもあるでしょう。
執筆における作業効率が大きく減少するケースも少なくありません。
また、スマホだとさらに容量面も心配です。
これに関しては人によりけりですが、人によっては文章作成に必要なアプリやツールの導入などをすることもあるでしょう。
その場合、1つ1つではそこまで容量を食いませんが、数が増えるとかなりの大きさになります。
これもまた動きを重くする要因となってしまうので、無理にスマホで作業をするというのはやめるのが無難です。
なら、スマホは使わないのが正解か?
結論から言うと、スマホは【使う】のが正解です。
たしかにここまで紹介してきた点を踏まえると、ライティングにおけるスマホの利便性は低く捉えられてしまうかもしれません。
しかし、あくまでもスマホをメインとして使うのを避けるべきであって、むしろパソコンの補佐、サポート、サブ機としてこれ以上に有用なデバイスはないと言っても過言ではないほどに使い勝手があります。
つまり、メインとしてではなくサブとして使う。これが正解です。
スマホでもできる。もっというならスマホですべき作業とは?
Webライターにおける中心作業である【文章作成】
この作業にスマホは向いていないというのが結論です。
「ではスマホで出来ることはないのか?」
というとそうではありません。
- スマホだからできる
- スマホでもできる
- スマホのほうが良い
と言える作業もいくつかあります。
それらの作業時はスマホの利用も検討しましょう。
その作業は以下の通りです。
1.アンケートへの回答や口コミ作成など
いわゆるWebライターとしての作業には文章作成だけでなくアンケート回答など、俗にいう【タスク案件】もあります。
それらの作業であればパソコンほどのスペックである必要がないので、スマホでも問題なく可能です。
例えば
- アンケートへの回答
- 数十文字程度のキャッチコピー作成
- 数百文字程度の紹介文作成
- 使った商品の感想投稿
- SNS用の投稿内容の作成
等々はスマホであっても難なく作業可能で、むしろ【アンケート回答】や【キャッチコピー作成】レベルにパソコンを使う方が、却って画面が大きくやりづらいと感じる方もいるかもしれません。
2.情報収集/リサーチ
余程詳しい内容でない限りはインターネットなどを使った情報収集が必須ですが、その作業をスマホでやるという選択肢もあります。
手順としては
- 1.スマホでほしい情報を検索
- 2.その検索結果を基にしながらパソコンを使って執筆
- 3.文章完成
というものですが、情報収集から執筆完了までの一連をスマホorパソコンのみでやるのではなく、状況に応じて使い分けるという使い方です。
うまく使いこなせれば作業効率はかなり良いので、おすすめの方法となっています。
主な利点としては
- 移動中や待ち時間などちょっとした隙間時間をリサーチに使える
- パソコンを持ちこめない、持ち込みづらい場所でもリサーチできる
などが挙げられます。
スマホの手軽さ、利便性の高さを活かした使い方です。
3.スマホユーザー目線になれる
今のネット利用者の多くはスマホを利用しているとされています。
これは記事を読む際にも同様です。
実に【7割~8割】がスマホを検索してWEBサイトにアクセスしているという調査結果もあると言われています。
つまり、我々がパソコンを使って書いている記事はパソコンではなく【スマホ】で見ているということなんです。
そこで自分自身がスマホを使って競合サイトや競合記事を見ることで、スマホユーザー目線で記事を見る事ができます。
そんなスマホを使ったリサーチには多くの利点を持つのが特徴です。
たとえば
文字の圧迫感に気づける:パソコンでは普通の文字の密集がスマホでは見づらい場合もあるので、リサーチ時点で想定できるのは〇です。
競合の欠点をケアできる:競合の中にはスマホで見ることで見つかる良くない点もあります。そこを見つけて自身がケアすれば、競合への勝ち筋を生めます。
スクロールの手間が分かる:スマホユーザーにとっての手間は、【スクロール】です。いくら単調な作業とはいえそれが多いと面倒となり途中離脱などもあり得ます。自身がリサーチ中にすることで、ケアの有無を含め判断可能です。
というように、スマホを使ったリサーチにはスマホの【利便性がある】という利点を生かせるほかに、自らスマホユーザーとしてリサーチすることで、メリットデメリットの双方を身を持って知れるという点があります。
4.クライアントとのメール/チャット
Webライターとして活動する場合、記事を一人で作るわけではありません。個人ブロガーならともかくそうでないなら必ずコミュニケーションを取らないといけない方がいるはずです。
そのコミュニケーションでよく用いられるのは、メールやチャットなど文章を通じた意思疎通となります。
この作業に関してもスマホで行うことが可能ですが、むしろパソコンよりもスマホの方で連絡を取り合う方がおすすめともいえます。
というのも、クライアントからの連絡はできるだけ早く返すに越したことはありません。
しかし、パソコンだと実際に使っているとき以外では気づけなかったり、気づけても内容確認から文章作成までの時間がかかってしまったりなどの、欠点もあります。
いくら起動が早くなったとはいえ、そのためにわざわざ立ち上げないといけないのも手間です。
その反面、普段から持ち歩いていたり、通知をオンにすることで連絡に気づきやすかったり、こと連絡に関してはスマホ1強と言っても過言ではないほどに使い勝手が良い面があります。
連絡関連で比較するとこんな感じです。
| スマホ | パソコン |
| 持ち歩きやすい | 持ち歩きにくい |
| 音量オンではなく、バイブオン程度でも通知をオンにしておけば動きがあるので気づきやすい | 通知をオンにすれば音などで知らせてくれる機能があるが、バイブなどがない |
| 移動中などでも気づいた時点で返せる内容ならサッと返せる | 移動中などだと、サイズ上どうしてもサッとは返しづらい |
つまり、クライアントなどとの連絡に関しては圧倒的なスマホ優位ということです。
まとめ
今回は、Webライターとしての作業をスマホでやるという選択肢は「ありか?なしか?」について、現実を紹介しました。
結論から言うと、【スマホをメインとする】これはなしです。
ここまで紹介した通り、画面の小ささ、コピペの手間、文字入力のスピード、デバイスの負荷など、どれをとってもライティング作業においてはパソコンに軍配が上がります。
しかし、【パソコンをメインにしつつ、スマホで補佐/サポートのサブ機にする】これはありです。
逆にパソコンとスマホの関係が逆転してしまう要素。
- 1.手軽に進められる「タスク案件(アンケートなど)」の消化
- 2.移動中やスキマ時間を無駄にしない「情報収集・リサーチ」
- 3.読者の7〜8割がスマホ利用という結果を踏まえた「ユーザー目線の分析」
- 4.クライアントを待たせない「圧倒的なスピードのメール・チャット連絡」
この4つをパソコン以上にこなせるのはスマホしかありません。
どちらかではなく、【両方使う】これを推奨します。
ポイントは、双方の良いとこ取りをしつつ、双方の悪い所をケア、相殺する点です。


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