これまでのWeb記事やブログ記事などでは、いかに読者にストレスなく読んでもらうかが重視されてきました。
- 行間を広げて、文字をすっきりと見やすくする
- パッと見で読めるように意識
- グラフや図解、画像などを入れる
- 見出しを意識する
- 箇条書きなどを駆使する
等々、記事を書く人間は少しでも読者が快適に読み進めてもらえるような工夫をしていたと思います。
しかし、これらの工夫は実は【一長一短】なのです。
というのも、読者の【脳疲労】やそれに伴うストレスなどの【精神的疲労】はケアできていても、手や指の【肉体的疲労】はむしろ増えています。
たしかに、行間をあけるなどの工夫は読みやすくなりますが、
- 記事の長さは、その工夫に伴いどうしても長くなる
- スクロールのための指の動きは、その分長くなる
つまり、脳や精神の負担を減らそうとすればするほど、【肉体の疲労】は増えてしまうのです。
そして現代。
今やショート動画の普及によって、最小限の指の動きでありながらも多くの情報が勝手に入ってくる時代へと変化しました。
加えてタイムパフォーマンスを異様に意識するタイパ重視者や脳への刺激を追い求めるドーパミン中毒者(ネットスラングでいう所のドパガキ)なども増えていて、【指への負担】が問題となっている部分もあるのでしょう。
要は、記事を読むためにする【スクロール】の動きすら億劫になっている可能性があるのです。
そこで私は「それなら、自動スクロール機能を導入し、指の動きを最小限にすればいいのではないか?」という仮説を立てました。
これまでの読みやすさの代名詞とされてきた行間などはそのままに、プラスアルファとして【指の動きを減らす施策】を導入するという選択です。
百聞は一見に如かず。この記事でもその機能は導入しているので、実際に体験してみてください。
これより先は、実際に自動スクロール機能が動き始めます。
まずは、特筆事項を読み進めてみてください。
【特筆事項】
- ここからは、とある場所まで自動でスクロールされるようになります。
- 一時停止や再生、速度変更は下部に現れるリモコンから可能です。
- 機能上、スマホに搭載された自動暗転の機能がロックされます。不具合などではないので、そのままお進みください。
- 念のため、充電量などには注意となります。
すぐ下を通過した瞬間、画面があなたの読書スピードに合わせて自動で動き始めます。
準備ができたらそのまま進み、体験してみてください。
ここから先は、実際に自動スクロール機能が作動する場所です。
仕組み上とある欠点もあるのですが、もしよろしければスクロール機能そのものは作動させたままどうかお付き合いください。
すぐ下を通過した瞬間、画面が自動で動き始めます。
準備ができたらそのまま進み、体験してみてください。
1.なぜ現代人はスクロールが億劫になり、限界となっているのか
かつてスマホを使う時には一般的だった【画面をスクロールする】という動作。
何ら難しくない基本的な動作です。
しかし、現代のコンテンツ環境を見渡すと読者がこの動作を【億劫】だと感じ始めている背景がはっきりと見えてきます。
その最大の要因が、【TikTok】や【YouTube Shorts】といった【縦型ショート動画】の爆発的な普及です。
ショート動画の良いところは、「指を1回スワイプ」してしまえば、あとは動画が終わるまでの数十秒間、指を完全に離してただ眺めていられる点にあります。
すなわち「完全なる受動的消費」です。
加えて、次の動画に進むのにも【1回】スワイプするだけでよく、仮に好みでなくても何回かスワイプするだけでいいので、そこまでの疲労とはなりづらい仕組みとなっています。
一方で、従来の【ブログ】や【Web記事】はどうでしょうか。
読み進めるためには、常に指を動かし続け、画面をスクロールし続けなければなりません。
そこを気にする方が増えているように見えます。
2.実は読みやすさを重視した工夫そのものが、スクロール量を増やすという欠点も内包していた
また、
- 行間を空ける
- 箇条書きを駆使する
などはWeb記事を作る際に絶対にすべき【初歩の初歩】というべきやり方でした。
なぜなら、それらを行使しないと却って読みづらくなってしまうからです。
しかし、それがそのまま【肉体的疲労】へ転換されていた可能性があります。
例えば、今書いた文章をそのまま書くとこんな感じです。「また、行間を空けるとか、箇条書きを駆使するなどはWeb記事を作る際に絶対にすべき初歩の初歩というべきやり方でした。なぜなら、それらを行使しないと却って読みづらくなってしまうからです。」
なんとなく息詰まりを覚えてしまいませんか。
文章が少ないので、まだそこまで致命的な欠陥があるようには見えませんが、増えれば増えるほど読者に負荷を与えてしまいます。
- 視認性が落ちれば、読者のストレスが溜まってしまう
- 同時に、伝えたいことも伝わらない
- 単純にその記事の評価が落ちる
という理由から、多くのライターはそこを意識していたわけです。
実際それによって、
- 読みづらい中で情報が多く入ってくることに伴う脳への疲労
- 読みづらいことで起こるストレス由来の精神的な疲労
については、ケアできていたように思います。
しかし、それらの工夫を施せば施すほどに【指や手への疲労】いわゆる【肉体的疲労】が増えてしまっていたのです。
脳の負担を減らそうとすればするほど、今度は指の負担が増えていく。
そしてこれこそが、これまでのWebライティングで陥っていた悪い部分なのかもしれません。
3.そのケアのために自動スクロール機能の導入の可能性
今のWeb記事は、読みやすさを意識しているので脳や精神への疲労は少ない。しかし、肉体への疲労は大きい。
では、「このままでいいのか?」というとそれはありません。
当然、あえて視認性を落とす必要もないでしょう。
「ならばどうするか?」という疑問への回答が、【自動スクロールの導入】です。
既に体験していただいているような、自動でスクロールする機能を搭載し、従来の
- 脳や精神への疲労はケアできている
- しかし、肉体への疲労はケアできていない
という状態から脱却するために、脳や精神への疲労をケアしつつ、肉体のケアも行うという施策になります。
4.この機能を取り入れる利点
手の疲労を最大限ケア
利点は至極シンプルで、指、ひいては手への負担を最小限にできる点です。
今までのような脳や精神への疲労ケアは受け継ぎつつ、肉体の疲労をケアするためには、どちらかを重視してもう一方を切り捨てるのではなく、両方を拾う必要があります。
そのためのアプローチ方法が、今回の自動スクロールの機能です。
これなら、
- 視認性などの維持を継続
- 肉体の疲労を最小限にする
を実現し、【両取り】が実現できます。
読者を置いていかないための「3つの必須機能」
とはいえ、「自動スクロールだと、自分の読むスピードと合わなくて置いていかれるのでは?」と感じる方もいるかもしれません。
中には、いくら自分用にカスタマイズできようとも、「自分の手で読みたいから不要だ」という方もいるでしょう。
そこで重要になるのが、この記事の右下にも表示されている【オンオフ機能】【スピード調整】【一時停止】といった基本ボタンの存在です。
- オンオフの切り替え:必要ならオン、不要なオフを自分で選べる
- 一時停止・再開:気になった部分で立ち止まり、じっくり読めるようにする
- スピード調整(等倍 / 1.5倍 / 2倍など):読者自身の「読書速度」や、その時の「タイパ重視度」に合わせた自由なコントロール
ただ文字を勝手に動かすだけで終わらせず、読者が主導権を握れるリモコンを用意する。
この自由度を組み込むことで、初めて「読者を置いていかずに、脳、精神、肉体の3つをケアするための施策」が完成するのです。
5.しかし新たな問題点も?
※この章の途中で、強制的にスクロールが解除されます。そこからは手動で進めてみてください。
「機能として完成したか?」と思った矢先ですが、もし私の見立て通りなら今現在、皆さんの【眼】への疲労が出てきているのではないでしょうか。
おそらく、「たしかに指の疲労は減ったが、正直今度は眼への疲労が大きいのではないか?」
ここまで画面を眺めてきて、そう思った方もいるかもしれません。
それは、決して間違いではないのが実情です。
この自動スクロールというやり方だと、指を動かさなくてよくなった反面、常に動き続ける文字を追いかける必要が発生し、今度は眼、ひいては脳への疲労が出る状態になってしまう欠点があります。
したがって、ここから先の一部区間では普段通りに自身の指を使って、画面をサッと「手動でスワイプ」しながら読み進めてみてください。
――手動に戻してみて、どうでしょう。
絶えず動き続ける文字をピントを合わせながら追いかける行為は、眼、ひいては脳にかなりの負担(眼精疲労)を与えていたのだと、止まった瞬間に実感できたのではないでしょうか。
そう。今回のアプローチでは、指への疲労はケアできるけれど今度は眼が疲れるというわけです。
もちろん、個人差があるので一概に言えるわけではありません。
しかし、人間が自動で動く文字を追うことに体力を使い、疲労も大きいという検証結果があることを踏まえると、おそらくそう感じた方も少なくないでしょう。
という点を踏まえつつ、この問題をクリアするための方法が、「手動のスワイプ動作そのものを自動化する」というアプローチです。
常に文字を流すのではなく、【スマホを手動でスワイプした時と同じような大きめの移動を、数秒ごとに自動化】
それが良いと見ています。
この自由度まで組み込むことで、初めて読者を置いていかずに、脳、精神、肉体、そして「眼」の4つすべてをケアするための施策の可能性が見えてくるのです。
そして、実際にここからは【自動スワイプ】となります。
▶ 目の疲労軽減:自動スワイプ型スクロール起動ライン
この先へ進むと、文字が動き続けることによる目の疲労を防ぐ「自動スワイプ型スクロール」が起動します。
数秒ごとに一定幅で画面が下に切り替わります。読み飛ばした場合はリモコンの「戻る」が使えます。
6.スクロールではなく、スワイプを採用する利点
1.肉体的疲労を減らせる
自動スクロール同様、自動スワイプも指の動きが最小限となるので手への疲労、いわゆる肉体的疲労を減らせます。
2.眼精疲労の軽減
そして、先程みなさんが身を持って実感してくれて浮き彫りとなった自動スクロールによる弊害【眼精疲労】
この疲労を最小限にすることが可能です。
というのも、この機能はスクロールとは違って
- 大きく移動
- 停止
- 止まった文章を読む
- 大きく移動
という繰り返しとなるため、絶えず文字が動きそれを追うわけではありません。
人は常に流れる文字を追い続けることに大きな疲労を感じるという性質を持っています。
今回のように、スクロールではなくスワイプを採用することでダメージを軽減。
つまり、眼に必要以上の負担をかけなくて済むのです。
読者を置いていかないための「5つの必須機能」
そして、ただそのままだと当然、読者も置いて行かれるでしょう。
そこで必須なのが、オンオフの切り替えや、スクロールとは違った以下のような基本機能の搭載です。
この記事の右下のリモコンにも、読者が常に主導権を握るための仕掛けが組み込まれています。
- オンオフの切り替え:必要ならオン、不要ならオフを自分の判断で選べる
- 再スタートと一時停止の導入:止めて読みたい時は一時停止を押して読む。読み終わったら再スタートができるように調整。
- 完全オフボタンも抱き合わせ:また、一時停止ボタンに完全オフの機能も加えることで、1つのボタンで複数の事ができるように設計。
- 1回戻る機能を導入:読み飛ばした。もう一度戻って読みたい。という場合に備え、スワイプ機能には【1回戻る機能】を導入し、戻りやすくする。
- 速度調整:読者自身の「読む速さ」や、その時の「タイパ重視度」を踏まえて、スワイプが切り替わる静止時間を自分好みに選べるように調整。
ただ文字を勝手に動かして終わらせず、こうした自由度の高いリモコンを用意する。
このシステムを組み込むことで、初めて「読者を置いていかずに、脳、精神、肉体の3つ+眼をケアするための施策」が完成すると見ています。
7.あなたの指は今?
さて、ここまで相応の文字数を読んでもらいましたが、「今あなたの指はどこにありますか?」
もし私の見立て通りなら
- 導入部分の手動スワイプ
- 最初の方で自分用の速度などにカスタマイズ
- 記事中の速度の修正
- その後の自動スクロールによる問題点の提示のパートの手動スワイプ
などを除けば
- 画面には触れておらず、宙に浮いている
- テーブルや膝など本来のWeb記事を読む際にはありえない位置に置いてある
- 手に持つために持っているがあまり指は使っていない
などのどれかに当てはまるのではないでしょうか。
そして、「指への疲労感はどうですか」こちらも同様に従来よりは減っていると見ています。
【脳の疲れ】だけでなく【指の疲れ】からも軽減されたことで、Web記事を読む疲労がどのくらいになるか、今まさにあなたの身体が身を持って実感しているはずです。
8.しかし、さらに出てきた問題点
※再び、自動スワイプの機能が終了します。止まった後は状況に応じて手動で操作してください。
ここまで、
- 通常の記事では指や手が疲れやすい
- それなら、自動スクロール機能の導入はどうか
- 指や手の疲労は低下したが、次は眼への疲労が増加
- ならば、自動スワイプにするのはどうか
- 眼への疲労もスクロールよりは軽減できた
という所まで来たと見ています。
しかし、それでも残るのが下にあるリモコンが邪魔であることです。
【スマホという小さめの画面+下部に鎮座するリモコン】
視認性の低下は否めないのではないでしょうか。
そこは【要修正】と見ています。
また、自動スワイプに関しては内容上、どうしても文字数が多くなる場合などに対応できていません。
たとえば、
- 【3秒】で読める文字の塊の中に、【5秒】必要な塊が出てくる
- けれど導入した機能のみでは対応できないので、読者側が一時停止するなどが必要
- 場合によっては一回戻る必要あり
という風になっています。
これが如実に出ているのが、先程の自動スワイプ開始後に記述した【5つの必須機能】という欄。
ここは内容上、文章が特に多くなっていますがおそらく切り替わりが早いと思います。
これもまた、よくない部分です。
ちなみに、PC表示だと邪魔ではない位置に配置されているので視認性としてネックになるのは【スマホのみ】かと思います。
余談ですが、PCとスマホの表示ではこういう表示の違いも出てくるからこそ、「パソコンで書いて完了!ではなく、スマホでも見栄えをチェックしろ」とされているわけです。
今回は比較的大がかりな機能でしたが、それに限らず普段の文章作成とか、表やグラフの作成などをする場合も同じことが言えます。
まとめ
という所で今回の記事は以上となります。
ここでは、
- 脳や精神への疲労をケアすることを意識するあまり、指や手を中心に肉体的な疲労度合いが上がってしまっている可能性
- そしてそれをケアするなら、「自動スクロール機能の導入はどうか?」
- 指への疲労は減るが、今度は眼精疲労の悪化が懸念点
- ならば、「自動スワイプでどうだろうか」
- 【眼精疲労】が軽減可能
- しかし、各々の読む速度にあわせるのが難しく、途中で文字の塊が変われば、その分読む速度も変わる。そこの調整が難しいか
という点を解説しました。
何度か触れているように、今までの行間の作成や箇条書きなどのやり方は決して間違いではないはずです。
しかし、同時に新たな問題点を生み出してしまっていたのかもしれないという風に見ています。
そして今、検索結果の画面ですらAIの要約だけで満足して帰ってしまう【ゼロクリック時代】において、ブログを開いたあとに目次までスクロールさせることすら、実は高難度な要求になりつつあるのでしょう。
その結果、読者が【スクロールしないorできない】というのなら、【スクロールをサイト側に任せる方法】で進めてみるのもありなのではないでしょうか。
とはいえ、今回のやり方では不足も多く要修正は否めません。


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